ヨーグルトは便秘に効く? 悪化する? 便秘解消におすすめのヨーグルト
便秘はつらいです。
もうそこまで来てるのに気合を入れても踏ん張ってみても出てこない。
毎回トイレで血管が切れそうになるのはもうたくさん。
そう思う方も居られると思います。
かといって便秘薬は副作用が怖い。
できれば食べ物でどうにかしたい。
そこで便秘に効くといわれる食材の代表格であるヨーグルトはどうでしょうか?
今回はヨーグルトが便秘に効くかどうかについて解説します。
スポンサーリンク
ヨーグルトは便秘に効く?悪化する?
結論から言うとヨーグルト単体では必ず便秘を解消するとはいえません。
便秘を改善する上で最も重要なのは腸が動くことです。
便秘とは本来出るべき便が腸の中に留まり渋滞を起こしているわけですが、なぜ便が出て行ってくれないかというと腸がうまく働けなくなっているからです。
腸がうまく働けなくなる原因は様々で、ストレスや腸内が汚れている、消化の悪い物を多く食べた、便秘薬の飲みすぎなど、要因はいくつもありしかも重なっていることが多いです。
確かにヨーグルトに含まれている乳酸菌は腸を刺激して蠕動運動を促す効果がありますが、便秘薬のように疲れ果てた腸を無理やり動かすまでには至りません。
ヨーグルトを毎日食べているからと安心していると便秘が悪化することもありえます。
ヨーグルトはあくまで薬ではなく食品なのです。
劇的な効果を期待するものではありません。
もちろんヨーグルトに含まれる乳酸菌は便秘の予防に必要なものです。
大事なのは日々の食事の中で腸内環境を整え、便秘が起こりにくいように気をつけることです。
つまり腸内が汚れないように
- 脂っこいものやジャンクフードは控える
- ストレス解消に適度な運動をする
- 腸内環境を整えるために乳酸菌やビフィズス菌などを含んだ発酵食品を毎日食べ野菜や海草などで食物繊維を取る
- こまめに水分補給をする
といったことに気をつけて実践しましょう。そのなかで発酵食品を食べるのにヨーグルトは簡単に手に入り、手軽に実践できるはずです。
便秘解消におすすめのヨーグルト
まず、乳酸菌が生きて腸まで届くかが重要です。
なので
「生きて腸まで届く乳酸菌」
「プロバイオティクス」
といった言葉の書かれている商品を選びましょう。
とはいえ、色々なメーカーから様々な商品が販売されていて、さらに一つ一つ味も食感も違っています。
味も食感も人それぞれ好みがありますので、最初はあまり深く考えずに片っ端から食べてみることです。
そして自分が1番おいしいと思える商品を見つけましょう。
身体によさそうな事が書かれていても、おいしいと思えないものを毎日のように食べるのは苦痛でしかないですし、それがストレスになるようでは本末転倒です。
また、ヨーグルトをそのまま食べるだけでなく、フルーツにかけてみたり、寒天で固めてゼリー状にしてみたり、色々と食べ方も工夫してみるのも面白いと思います。
甘みがほしいときは砂糖を足すよりオリゴ糖を使うのをオススメします。
オリゴ糖は人の身体にはあまり吸収されず、善玉菌の食料になるのでヨーグルトの効果をより高めてくれます。
腸内の善玉菌は便とともに排出されてしまいますので常に食事で補給していかねばなりません。
毎日の食事の中でヨーグルトを取るように心がけて便秘を予防していきましょう。
まとめ
- ヨーグルト単体では便秘の解消につながらない
- ヨーグルトは薬品ではないので劇的な効果は期待できない。ただし腸内環境を整えるのに役に立つ
- 便秘の予防にはまず食事に気をつけること。腸内の汚れが便秘につながる
- 便秘解消のために乳酸菌が生きて腸まで届くヨーグルトを選ぶ
- 好みは人それぞれなので、自分が1番おいしいと思えるヨーグルトを探そう