お腹の張りとげっぷやおならが多い原因と対処法
重苦しいお腹の張りとお世辞にも上品とはいえないげっぷやおなら。
たまに起こることなら対処も簡単ですがそれが頻繁に起こると困ったことになりますね。
今回はお腹の張りとげっぷやおならが多い原因と対処法を解説します。
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げっぷやおならが多い原因はガス
お腹の張りもげっぷやおならもその原因はお腹にたまったガスです。
ではなぜお腹にガスが溜まるのでしょうか?
お腹に溜まるガスの種類にはまず大きく分けて2種類あります。
まず飲食の際、口にするものと一緒に取り込まれた空気。
もう一つは食べたものから発生するガス。
食事中に取りこまれる空気
飲食の際に空気を取り込むのは誰にでもあることなのですが、空気を取り込みやすい食べ方があるのでそこを気をつけましょう。
空気を取り込みやすい食べ方として、「早食い」や「よく噛まずに飲み込む」があります。
これらは無意識に行っている習慣ですから簡単には矯正できませんが、意識して食べ物は良く噛んで食べるようにしましょう。
また、よく噛まずに飲み込むと消化不良を起こしやすく、消化し切れなかった食べ物は腸内で吸収されず食べかすとして残り、腐敗してメタンなどのガスを発生させます。
そうしてさらに腸内にガスが溜まり、お腹の張りやげっぷ、おならが出やすい原因となります。
当然ながら炭酸を含んだ飲み物もガスの発生源になり、げっぷが出ます。
消化しにくい食事
他にも、もともと消化しにくい食べ物を多く食べていると同様に食べかすが腸内に溜まり、腐敗ガスを発生させます。
特に脂っこいものは消化しにくい上に、腐敗したときのガスの臭さが強烈です。
ガスの臭いは植物性の食べ物より動物性の食べ物のほうが圧倒的に臭います。
動物性の脂が含まれていればなおさらです。
脂はうまみそのものでもあるので、好きな人はどうしてもこってりとした脂っこいものを食べてしまいがちですが、げっぷやおならが気になる人は出来るだけ食べるのを控えたほうがいいでしょう。
消化を妨げる食べ物
次に消化そのものを妨げる要因となる食べ物です。
これは胃腸の働きを妨げるものと考えると良いでしょう。
とりわけ刺激の強い食べ物が挙げられます。
辛いもの、酸っぱいもの。熱いもの、冷たいもの。
カフェインやアルコール、チョコレートなどです。
ただし、これらを食べてはいけないというわけではありません。
食べ過ぎないように気をつけることが大事です。
ストレス
最後にストレスです。
胃腸はストレスに非常に敏感で、ストレスを溜め続けるとすぐに調子を崩してしまいます。
極端に、ガスが溜まるから、消化に悪いからといってそれらをまったく食べないようにすると、好きな食べ物を食べられないストレスで逆に胃腸の状態が悪くなってしまいます。
好きな食べ物を食べることでストレスが解消されるなら食べたほうが良いです。
くれぐれも食べ過ぎないようにだけ気をつけましょう。
ガスを溜めない対処法
まず上記にあるようにガスを発生させる原因をチェックしましょう。
自分の食習慣を省みて、ガスを溜めやすい習慣や食べ物の好みをしていないか。
該当するものがあれば改めれないかを考えてみます。
また、腸内環境が良くないと悪玉菌がはびこり、腐敗ガスを生産してしまいます。
腸内環境を改善するには乳酸菌を含んだ発酵食品を毎日摂ることです。
ヨーグルトやチーズ、納豆や漬物など、比較的簡単に手に入るものが多いので、できるだけ毎日それらを食べるようにしましょう。
まとめ
- お腹の張り、げっぷやおならの原因はお腹に溜まったガス
- ガスが溜まる原因は食事で取り込んだ空気と食べたものから発生したガス
- 消化しにくいものは腐敗してガスの発生源になりやすい
- ストレスは胃腸の働きを悪くする
- 食事の習慣を改善し、腸内環境を整えればガスは減る