午後になるとお腹が張っておならが出まくるのは何が原因なの?
午後になってお腹が張り出し、おならがしたくてたまらなくなる。幼い頃ならあたりかまわず出せますが、大人はそういうわけにはいきません。
出せば楽になるのはわかっていても出すわけにはいかない。
そういう状況は避けたいものです。
今回はなぜ午後になるとお腹が張ってくるのか、そしておならが出てしまうのかを解説していきます。
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午後になるとお腹が張るのはなぜ?
まず、なぜ午後になるとお腹が張るのでしょうか。
お腹の張りそのものの原因は色々ありますが、おならがしたくなるのは腸内にガスが溜まってしまっているのが原因です。
腸内にガスが溜まる原因は?
ではなぜ腸内にガスが溜まってしまうのか。
腸内にガスが溜まる原因としては以下のようなものが挙げられます。
- ガスを発生させやすい食べ物を普段から良く食べる。
- 腸の働きが悪く、消化不良を起こしやすい。
- 食事の際に空気を飲み込んでいる。
- 便秘
これらの原因の他にも腸閉塞などの病気もお腹の張りの原因となりますが、そういった病気の場合、痛みや発熱を伴いますので、悩む間もなく病院へ行くことになりますからあえて説明はしません。
ガスを発生させやすい食べ物は?
ガスを発生させやすい食べ物ですが、腸内を汚してしまいやすい脂分の多い肉類と粉物が挙げられます。
肉類はたんぱく質を摂取するために必要な食材ですが、そこに含まれる脂分がガスを発生させる原因となります。
動物性の脂分は植物性の油分と違い、低温では固体化するため腸内を汚してしまいがちです。
たとえば牛脂やラードは人の体温では完全に液状にはなりません。
特に小腸の腸壁には表面積を増やして消化吸収を効率よく行うために細かいヒダがあり、ここに脂分がこびり付いて吸収されずに食べカスとなり、粘り気があるため他の食べカスも取り込んで腐敗し、腸内を汚してしまいます。
腐敗した食べカスはガスを発生させ、それがお腹の張りの原因となります。
脂分の多い食べ物を食べるときは出来るだけ食物繊維の多い食べ物と同時に食べ、腸内に脂分がこびり付くことを防ぐようにするといいでしょう。
要するに肉と野菜は出来るだけ一緒に食べるほうがいいわけです。
焼肉で肉だけ食べるのは止めましょう。
脂分以外に腸を汚しがちな食べ物として粉物があります。
麺類やパン、ピザ、パスタ、たこ焼きやお好み焼きなど、日本人が大好きな食材でありますが、ご飯など粒のままの食材より、小麦粉など精製して粉末にした食材は消化しやすい反面、腸壁にこびり付きやすいのです。
粉物を食べるときは出来れば全粒粉を使ったものや、キャベツ焼きやねぎ焼きなど大量に野菜を混ぜたものを食べるほうが好ましいです。
こういった腸を汚しやすい食材を好んで食べていると常に腸内でガスが発生している状態になります。
朝食や昼食でそういった食材を食べているとガスの原料を供給することになるので午後になるとお腹が張ってくるわけです。
たいした病気でもないのに頻繁にお腹の張りを感じる人はこういったガスを発生させやすい食材を好んで食べていないかチェックしてみましょう。
もし当てはまるようならその食べる量を減らすか、野菜など食物繊維の多い食材とあわせて食べるようにして、できるだけ腸内を汚さないように工夫してみることをオススメします。
また、食事の際に空気を取り込みやすい食べ方をしていると胃にガスが溜まりやすくなります。
食材を良く噛まずに飲み込むようにして食べると空気を取り込みやすいようです。
早食いの癖がある人は要注意です。
まとめ
- 主なお腹の張りの原因となるのは腸内に溜まったガス
- 肉の脂分や粉物はガスの発生源になりやすい
- 早食いすると空気も一緒に取り込んでしまい、ガスが溜まる